この時期の特徴

ハイハイや高バイお座りを始めるこの時期は骨盤の角度を意識した暮らし方がとても大切です。寝っ転がった状態から上体を起こし四つ這いの姿勢を取れるようになったのは、背骨がSの字カーブを描くように成長しようとしているからです。

 

抱っこ、授乳の時に背骨がCカーブを描き、

顎がひけている

 

寝ている時に口を閉じている

口の中を覗いた時に、ベロが上顎についている

 

鼻で深く呼吸をしている

 

お腹が柔らかくリラックスしている

 

泣いている時にお顔を真っ赤にして、

大きな口を開けている

 

仰向けでも眠れる

 

床に下ろすときにもそーっと置く

 

縦抱きの時に必ず頭を支える

 

抱っこ紐に入れての長時間の移動を避ける

 

抱っこ紐に抱っこしてもらわない

 

厚着をさせない

 

スタイ(よだれ掛け)をつけない

裸足で過ごしている

よだれを飲み込める

ベビーカーの段差は慎重に通る

動きの邪魔をしない

上下分かれた服を着せてあげる

 

自由に動けるスペースがある

 

抱っこの時間を減らす

 

両手足がバランスよく動いている

 

高ばいをする

 

足の指を使ったハイハイをしている

 

お座りの時に骨盤の角度を前傾に促す

 

・お母さんは前傾姿勢をとる

・赤ちゃんの下半身をしっかり支える

・おっぱいとお口の高さ、角度を合わせる

・大きく口を開けてから加えさせる

・赤ちゃんの顎が上がらないように気をつける

・哺乳瓶の角度に気をつけて

(ここまではねんねのページで詳しく説明しています)

・首を支え、顎を引くためのバスタオル枕を作る

・沈み込まない布団で上から重力をかける

・呼吸がしやすいように襟のボタンは外す

・原始反射の邪魔をしないように厚着をさせない

(ここまではねんねのページで詳しく説明しています)

抱っこの時間を減らす

 

 

・寝かせる向きをこまめに変えてあげる。

・寝かしつけで抱っこ紐を使わない

・そり返った姿勢のまま寝かせない

(↑ねんね期、首すわり期、ズリバイ期参照)

・泣き始めた時はお腹から声が出るまで待ってあげる

・赤ちゃんの体をたくさん触ろう(ベビーマッサージも⚪︎)

・厚着をさせない

・手足、足首を覆わない

・スタイ(よだれ掛けをつけない)

 

長い期間ハイハイ高ばいができる環境を作る

ハイハイ、高バイは体を育てますので、その動きを邪魔するものをなくしてあげることがとても大切です。

 

この動きの邪魔をするものが

・ものが沢山置いてある部屋

・繋がった服

・靴下

です。

 

できる限りで広いスペースを作り上下分かれた柔らかい素材のお洋服で

裸足で過ごさせてあげましょう。

 

また一度たつことを覚えた赤ちゃんは、なかなかハイハイをしたがりません。つかまり立ちしやすい家具が赤ちゃんお側にないように工夫しましょう。

 

ズリバイをたくさんさせてあげる

寝返りができた赤ちゃんの最初の移動手段ズリバイ。このズリバイは手足を左右交互に出しながらまるでトカゲのように背骨をぐにゃぐにゃと捩れさせながら進んでいきます。この筋肉や関節の動きは体幹作りにも、『脳の発育』にもとても重要です。脳がきちんと機能しないと、筋肉は思い通りに動かせません、左右差は時間をかけて体に歪みを生み、困り事として出てきますし、ベロが上顎につく姿勢の維持にも関わります。赤ちゃんの些細な動きを一つ一つを十分にできるようにサポートしてあげましょう。

 

体がうまく動いていないなと感じたら

その部分をたくさん触ってあげたり、足の使い方を軽く誘導させてあげましょう。ボディイメージを脳にインプットささせてあげると、体が動くようになります。

 

お口の周り、ベロを触ってあげる

専用の歯ブラシで口の中を刺激する

よだれを飲み込める